Ev CArS 宮古島ツアー(その1)

Ev CArS 宮古島ツアー

皆さんは、宮古島のイメージってどのようなイメージですか?リゾート地、珊瑚礁と青い海、様々な事を思い浮かべると思います。皆さんの思い当たるイメージは、全てイメージ通りの場所と言えるでしょう。綺麗なリゾートイメージとは別に最先端の島でもあるんです。エネルギーのことに興味がある方はとても勉強になる島です。宮古島は、別名ECOアイランドと言われる位エネルギー関係の実証実験がされている島なんです。世界的に注目されている実験も行われている場所なんです。

今回のツアーの趣旨とは?

素晴らしい景色の自然の中、冒頭でお話をした、ECOアイランドでの実験施設等の視察とOFF GRID(オフグリット)の体験をするツアーでした。最近よく目にする電気自動車、ソーラーパネルや蓄電池ですが、10年位前は、電気自動車は都市部に行けば多少は見る事の出来る変わった乗り物として思われて居ました。ましてや家庭用の蓄電池は一般の家庭では見る事もなかったかもしれません。ちょうど10年位前から売電を考えられてた方々が増え家庭にソーラーを設置する家ができましたが、それも少数と言えるでしょう。

今回のツアーではソーラーと蓄電池そしてでEV車両をでのゼロエミッションとほぼ100%のオフグリット体験をして頂くツアーになりました。

参加の皆さんには、今回体験したことが、日本全国で当たり前の様にOFF GRIDのエリアが増えるかもしれないので、先進的な体験をしてもらいました。

エコアイランド宮古島

ご存知でしたか?2008年に宮古島は、エコアイランド宣言をしました。その後宮古島は環境モデル都市となり、日本最長の橋、伊良部大橋を完成させ2018年には、日本中が注目している「1,000年先の未来へ」と言うテーマを掲げ2030年から2050年の間には達成を目指し今なお様々な実験を行なっています。

その中の一つとして今回のツアーのOFF GRIDやVPPそして地下ダム等多種多様な実験と取り組みをしています。

皆さんが、最近よく耳にする言葉で言うとSDG‘sですね。

宮古島は少なくても5つのゴールに6つのSDG‘sの事柄が関わっています。

  1. 地下水を守る(6)。
  2. 家庭系ゴミ排出量を減らす(11)。
  3. エネルギー受給率を上げる(13&7)。
  4. 珊瑚を守る(14)。
  5. 固有種の保全(15)。

この5つのゴールだけでも、分かるとおり、1,000年先の未来に繋がる実証実験が沢山行われていました。